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去りゆく命を止めることはしてはならないと、和尚さまが言っていたことを思い出して、その場に泣き崩れた。

つい昨日まで雪が降っていたはずなのに、まるで緒が切れたように今、雪の跡もない。

噫、恐らく彼女は見るにも無惨な姿になっているのだろう。

どうしてと、やっと出た言葉に返す者はいなかった。
ファンタジー
公開:18/04/17 12:25

きざはし

140字小説を書いています。
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