夢の入口
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「…何だこれ?」
僕の目の前には幾つものドアがずらーっと並んでいる。
だって僕は近頃の疲れのせいか帰ってそのままベッドに倒れこんで…
思い出してふと合点がいった。
あ、これは夢なんだ。
明晰夢って初めてだな…。
そんな事を思っていたら、向こうから何かが近付いてきた。
その姿はどう見ても羊だ。夢だからなのかな?
「あらー、来ちゃいましたかー」
「来ちゃったと言うと?」
「中途半端に寝てしまった人がたまに来るんですよ」
「なるほど…で、ここはどこ?」
「ここは夢の入口なんです。本当はご案内するまで気付かれないのですが…」
羊は仕方なさそうに、「お好きなドアを選んで下さい」と言った。
投げやりな…。ただ僕もさっさと寝たい。ということで、僕は一番近くのドアに手をかけた。やっと夢の世界に行ける…と思った矢先。
バターンッ!
…ベッドから落ちてしまった。また夢の入口から遠ざかってしまったようだ。
僕の目の前には幾つものドアがずらーっと並んでいる。
だって僕は近頃の疲れのせいか帰ってそのままベッドに倒れこんで…
思い出してふと合点がいった。
あ、これは夢なんだ。
明晰夢って初めてだな…。
そんな事を思っていたら、向こうから何かが近付いてきた。
その姿はどう見ても羊だ。夢だからなのかな?
「あらー、来ちゃいましたかー」
「来ちゃったと言うと?」
「中途半端に寝てしまった人がたまに来るんですよ」
「なるほど…で、ここはどこ?」
「ここは夢の入口なんです。本当はご案内するまで気付かれないのですが…」
羊は仕方なさそうに、「お好きなドアを選んで下さい」と言った。
投げやりな…。ただ僕もさっさと寝たい。ということで、僕は一番近くのドアに手をかけた。やっと夢の世界に行ける…と思った矢先。
バターンッ!
…ベッドから落ちてしまった。また夢の入口から遠ざかってしまったようだ。
ファンタジー
公開:18/04/18 02:00
ぽやぽやと思い付いた物語を書いております。素晴らしい作者の皆様の作品を読みながら勉強中の万年初心者。よろしくお願いいたします。
マイペースに投稿再開していければ良いなぁと思ふ今日この頃。
不勉強なもので、もしどなたかの作品と似た内容を投稿してしまっていた場合はご指摘頂けますと幸いです。
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