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「合掌、あなたの命をいただきます」ミツバチは手を合わせてから蜜をいただいた。やっぱり、私は赤より白のツツジの蜜が好きだわ。ん〜幸せ。
午前中は、“母親から蜜玉を額に投げつけられ耐え続けた”とか“母親に違和感を覚え蜂戸籍を調べた”とか“母親により狭義の人格となった”とか、私の母親に対しての辛さを話したらみんな話しをしてくれた。

あんなに母親に対してみんな、憎しみや悲しみを抱いているんだなぁと大好きな白ツツジの蜜を吸いながら考えていた。
蜜玉投げつけられた女蜂が“女王蜂が母です”って言われた時は正直引いたけど、これが家督を継ぐということなんだろか。女蜂はどこかへ嫁いだらしけど、ゆくゆくは女王蜂になるのかしら。なんか平凡な人生が一番、なんて思ってしまう。

午後の座談会は攻めてみようかな。女王蜂へのプレッシャーなんて想像もつかないし、興味ありだな。女王蜂責められるのも今だけだしねー。
その他
公開:18/04/17 22:04

まりたま

いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。

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