お終い
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変わりゆく世の中で変わらないものがあるとするなら、それが何なのかを教えてほしいと神殿で願った弱い日もあった。
誰にも知られたくはないと、高鳴るほどに熱い胸を雪の中に埋めて沈ませた朝もあった。
だけどそれも今日でお終い、物語は終末を迎える。
「さようなら」
手を振る私に、貴女は涙を零した。
誰にも知られたくはないと、高鳴るほどに熱い胸を雪の中に埋めて沈ませた朝もあった。
だけどそれも今日でお終い、物語は終末を迎える。
「さようなら」
手を振る私に、貴女は涙を零した。
ファンタジー
公開:18/04/16 10:55
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