一番の○○

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朝日も昇りきらぬ、うす暗い部屋にふたり。

「ずっと一緒だって、言ったのに」

責めるつもりなんてなかったのに、噫、貴女を前にすると感情が溢れてきてしまう。

「一緒よ」

私の髪を撫でる貴女の手が、優しすぎてつらい。

「わたしたちはずっと、一番の友達」

その素直な言葉が、私の弱い心には痛すぎるの。
その他
公開:18/04/15 20:07

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