0
157

戦場へと赴く其の人に、妻でも恋人でもない私は「ご武運をお祈りします」、ただそれだけしか言うことができない。

それが心苦しく、涙を我慢して微笑む私の頭を二、三度撫で、其の人は行ってくると、ただそう言って微笑む。

あゝ、たぶん此の人は最期まで、必ず帰ってくると言ってはくれないのでしょう。
ファンタジー
公開:18/04/12 09:36

きざはし

140字小説を書いています。
http://twitter.com/kuruizaki63

もうひとつのアカウント
https://short-short.garden/author/808811

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容