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「ヒック」「ヒック」
あら、また始まっちゃったわ。
もう、急いで食べるから。大丈夫?
1本の栗の木の実からシャックリが聞こえてきます。
お母さん木から沢山の栄養をもらうこの時期。まだ緑色の実の栗坊たちは我先にと競って食べ始めます。
中には急ぎ過ぎて、むせてシャックリを起こす栗坊のシャッ栗もいます。
「みんな元気に育ってきたわね」お隣さんの栗の木が話掛けてきました。
「あら、シャッ栗?あわてんぼうさんねぇ。そうだ、いい栗坊があるわ」
と、お隣さんの栗の木は1つの実を差し出しました。
「何故かウチの栗坊たちは成長が早くてぇ」と茶色になった栗坊は今にも弾けそうです。
シャッ栗の前に茶色の栗坊を差し出したとき『パン』と音がして割れました。
驚いたシャッ栗は固まってます
「これがビッ栗。驚いたでしょ?」
元に戻れた栗坊は、嬉しそうにお母さんの木からまた栄養をもらい始めました。
あら、また始まっちゃったわ。
もう、急いで食べるから。大丈夫?
1本の栗の木の実からシャックリが聞こえてきます。
お母さん木から沢山の栄養をもらうこの時期。まだ緑色の実の栗坊たちは我先にと競って食べ始めます。
中には急ぎ過ぎて、むせてシャックリを起こす栗坊のシャッ栗もいます。
「みんな元気に育ってきたわね」お隣さんの栗の木が話掛けてきました。
「あら、シャッ栗?あわてんぼうさんねぇ。そうだ、いい栗坊があるわ」
と、お隣さんの栗の木は1つの実を差し出しました。
「何故かウチの栗坊たちは成長が早くてぇ」と茶色になった栗坊は今にも弾けそうです。
シャッ栗の前に茶色の栗坊を差し出したとき『パン』と音がして割れました。
驚いたシャッ栗は固まってます
「これがビッ栗。驚いたでしょ?」
元に戻れた栗坊は、嬉しそうにお母さんの木からまた栄養をもらい始めました。
ファンタジー
公開:18/06/19 05:55
いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。
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