星に願いを
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「流れ星が消える前に願い事を唱えると叶うって本当かな」
「本当よ。だってお母さん、子どもの頃、ノストラダムスの大予言が当たりませんようにってお願いしたもの」
「なに、それ」
「地球が滅亡しなかったから、お父さんと出会えて結婚して、あなたを授かって、こうして旅行して星空なんか眺められている訳で」
「そう言えば、私が子供の時のキャンプで、一緒に流れ星を見たことあったよね?あの時はどんな願い事をしたの?」
「ああ、あの時?家族三人、ずっと健康でいられますようにって」
「ふうん、じゃ、それも叶ったわけだ。うち、誰も病気してないもんね。お母さん、もし、今日流れ星を見られたら、何をお願いする?」
「そうねえ、嫁に行く一人娘の幸せとか?早く孫の顔が見られますように、とか?」
「それ言っちゃう?でも、ありがとう。私は、やっぱりお父さんとお母さんの健康長寿かな」
「あっ、流れ星!」
「本当よ。だってお母さん、子どもの頃、ノストラダムスの大予言が当たりませんようにってお願いしたもの」
「なに、それ」
「地球が滅亡しなかったから、お父さんと出会えて結婚して、あなたを授かって、こうして旅行して星空なんか眺められている訳で」
「そう言えば、私が子供の時のキャンプで、一緒に流れ星を見たことあったよね?あの時はどんな願い事をしたの?」
「ああ、あの時?家族三人、ずっと健康でいられますようにって」
「ふうん、じゃ、それも叶ったわけだ。うち、誰も病気してないもんね。お母さん、もし、今日流れ星を見られたら、何をお願いする?」
「そうねえ、嫁に行く一人娘の幸せとか?早く孫の顔が見られますように、とか?」
「それ言っちゃう?でも、ありがとう。私は、やっぱりお父さんとお母さんの健康長寿かな」
「あっ、流れ星!」
その他
公開:18/06/17 17:09
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