ワールドカップ
2
93
今日は天気も良かったので、ぶらぶらと外を散歩していた。
少し歩き疲れたので、休憩しようとカフェに入る。
パラパラとメニューを見ていると、「ワールドカップ」という文字が入ってきた。
あぁ、時期だもんなぁ。企画ものなんだろうな。注文してしばらくして来たのは、2杯のコーヒーだった。
ソーサーには2つの国旗。今日試合を行う国だ。
なるほど納得である。思いながら片方のコーヒーに口を付けると、店員さんが「ほぅ…」と呟いた。
次の日結果を見ると、先に口を付けた国が勝ったようだ。
その日も店の前を通りかかったので、同じものを注文すると国旗が変わっている。
試合を観ると、やはり先に口を付けた方が勝った。
楽しくなって、連日通って注文するようになったが、決まって私が先に口を付けた方が勝っている。
ある日、店に寄らずに家に帰るとチャイムが鳴った。玄関には店員さん。
その手には2つのカップがあった。
少し歩き疲れたので、休憩しようとカフェに入る。
パラパラとメニューを見ていると、「ワールドカップ」という文字が入ってきた。
あぁ、時期だもんなぁ。企画ものなんだろうな。注文してしばらくして来たのは、2杯のコーヒーだった。
ソーサーには2つの国旗。今日試合を行う国だ。
なるほど納得である。思いながら片方のコーヒーに口を付けると、店員さんが「ほぅ…」と呟いた。
次の日結果を見ると、先に口を付けた国が勝ったようだ。
その日も店の前を通りかかったので、同じものを注文すると国旗が変わっている。
試合を観ると、やはり先に口を付けた方が勝った。
楽しくなって、連日通って注文するようになったが、決まって私が先に口を付けた方が勝っている。
ある日、店に寄らずに家に帰るとチャイムが鳴った。玄関には店員さん。
その手には2つのカップがあった。
その他
公開:18/06/17 14:59
ぽやぽやと思い付いた物語を書いております。素晴らしい作者の皆様の作品を読みながら勉強中の万年初心者。よろしくお願いいたします。
マイペースに投稿再開していければ良いなぁと思ふ今日この頃。
不勉強なもので、もしどなたかの作品と似た内容を投稿してしまっていた場合はご指摘頂けますと幸いです。
ログインするとコメントを投稿できます