彦星きゅんきゅん
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七月七日、雨。これでは織姫に会えないじゃないか。空のやつ、ふざけやがって。彦星は怒っていた。空を宇宙裁判所に訴えることにした。
「空が雨を降らせている。織姫に会えない。ひどいじゃないか。裁判長、空を呼んできて裁判を開いてくれ。」
「そんなこと言われても、空は空だからね。呼んでくることなんてできないよ。悪いね。」
「そんなあ。」
彦星はがっかりしました。
「あ、そういえば同じようなことを言ってきた奴がいたなあ。確か、織姫とか言ったかな。」
「えっ、織姫も同じことを!」
彦星はきゅんとしました。会えなくても、心は繋がっているんだと。
『いつまでも織姫と心が繋がっていられますように。』
彦星は短冊に書きました。
キュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュン!!
「空が雨を降らせている。織姫に会えない。ひどいじゃないか。裁判長、空を呼んできて裁判を開いてくれ。」
「そんなこと言われても、空は空だからね。呼んでくることなんてできないよ。悪いね。」
「そんなあ。」
彦星はがっかりしました。
「あ、そういえば同じようなことを言ってきた奴がいたなあ。確か、織姫とか言ったかな。」
「えっ、織姫も同じことを!」
彦星はきゅんとしました。会えなくても、心は繋がっているんだと。
『いつまでも織姫と心が繋がっていられますように。』
彦星は短冊に書きました。
キュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュン!!
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公開:18/06/13 19:42
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