夢語る夜

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吾が焦がれた夢を御前にだけは話そうか。

どうせ叶うことなどない果てしない夢だ。

話したところで何が変わるでもないが。

枕を抱く吾の隣で枕に肘をついて御前は優しく微笑む。

貴女の夢なら私めが幾つでも叶えて進ぜましょう。

そんな戯れ言を声にして吾の下ろした髪に触れる。

円か且つ滑らかな夜だった。
ファンタジー
公開:18/06/07 13:22

きざはし

140字小説を書いています。
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