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僕が森に彷徨いながらも歩み続けると


突如林に迷い込んだ。


その林の中に一本の木があった。


これを木と呼んでいいのか森の中の一部なのか分からないと頭を悩ませていると


その木の陰から白ひげの腰が十分に曲がったおじいさんが出て来た。


僕がビックリしている間におじいさんは


「ここは林です。林の一部ですよ」


と一言言い放ち、また木の陰に隠れようとしたので、


僕はすかさず「お名前だけでも」


と聞くと「私は小林です」と囁いた。


そこで僕は食い気味に「僕は大林ですけど!笑」とTwitterに呟いた
ファンタジー
公開:18/06/07 02:48

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