集願センター
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七夕は我々「集願センター」にとって、繁忙期の1つである。監視員たちは短冊を見に行くのに精一杯だ。
我々の仕事は願い事を収集・分別し、優先度付けをする。
その優先度に沿って神様の元へ願い事をお届けし、最終判断を仰ぐのだ。
優先度はその人の努力や善行で着けていくのだが、いかんせんこの時期は忙しい。ミスが多くなってしまう。
はっ。どうやら今日もミスがあったようだ。横に避けていたはずの病気の悪党が助命を嘆願した短冊が無くなっている。
この手のミスは後でまた何か起きた時に責任を問われて面倒なんだよなぁ…。
一方下界では。
政財界のドンが息を吹き返していた。
黒い噂が絶えない人物だったが、どうやら臨死体験で心を入れ換えたようで、溜め込んでいた資金を慈善事業に回すようになった。
結果ミスをした職員は平和に貢献したとして2階級昇格した。
ただ、他の職員のミスが増えるようになったそうな。
我々の仕事は願い事を収集・分別し、優先度付けをする。
その優先度に沿って神様の元へ願い事をお届けし、最終判断を仰ぐのだ。
優先度はその人の努力や善行で着けていくのだが、いかんせんこの時期は忙しい。ミスが多くなってしまう。
はっ。どうやら今日もミスがあったようだ。横に避けていたはずの病気の悪党が助命を嘆願した短冊が無くなっている。
この手のミスは後でまた何か起きた時に責任を問われて面倒なんだよなぁ…。
一方下界では。
政財界のドンが息を吹き返していた。
黒い噂が絶えない人物だったが、どうやら臨死体験で心を入れ換えたようで、溜め込んでいた資金を慈善事業に回すようになった。
結果ミスをした職員は平和に貢献したとして2階級昇格した。
ただ、他の職員のミスが増えるようになったそうな。
ファンタジー
公開:18/06/06 18:31
ぽやぽやと思い付いた物語を書いております。素晴らしい作者の皆様の作品を読みながら勉強中の万年初心者。よろしくお願いいたします。
マイペースに投稿再開していければ良いなぁと思ふ今日この頃。
不勉強なもので、もしどなたかの作品と似た内容を投稿してしまっていた場合はご指摘頂けますと幸いです。
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