「100億人の聖人」へのひとつの道:ネガティブ・ケイパビリティの受け取り直し事始め

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自分はこれまで良心に従って素直に生きてきただろうか.

わたしは自分自身を良心の人だと思っていましたが,己事究明の結果,型に囚われて生きていたとわかりました.同時に,一人ひとりがネガティブ・ケイパビリティという「負の経験価値のもつ潜在能力」を秘めていることに気づき,その可能性の広がりを実感しました.「型に囚われていなかったら,どんな可能性があるだろうか」と受け取り直してみてください.もしかしたらものすごい可能性を持っているのではないかと思えてきませんか.負の経験価値を受け取り直してその潜在能力を引き出していけば,一人ひとりが聖人になれる可能性があるのです.

一人ひとり皆が開いていったらどうなるでしょうか.今まさに万人の生き方がひっくり返って,万人が聖人になって生きていくイメージを持てるのです.ですから,これは大革命なのです.がらっとひっくり返るイメージを共有できたでしょうか.
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公開:18/05/30 11:09

秋山 知宏( 東京・大阪・アジア・アフリカ・ヨーロッパ )

1978年群⾺県⽣まれ.2007年,名古屋⼤学⼤学院環境学研究科地球環境科学専攻博⼠後期課程修了,博⼠(理学).東京⼤学⼤学院新領域創成科学研究科助教などを経て,現在は上智大学非常勤講師,(非営利)一般財団法人京都フォーラム共働研究員,地球システム・倫理学会評議員など.⼈類は今まさに⽂明的岐路に⽴っているという認識のもと,新しい⽂明的変⾰のために幅広い分野に関⼼をよせて,統合学の構築と実践を⽬指している.主な業績は,「⾃然といのちの尊さについて考える─エコ・フィロソフィとサステイナビリティ学の展開」(2015年,ノンブル社)など.

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