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あの日出来た新しい家族は、今も私の隣にいる。

夕飯を終え早くもうとうとしている同い年の義兄の鼻を摘めば、彼は心底吃驚した顔で私を見た。

「え、なに」

瞬きを繰り返す彼が面白くて笑えば、益々訳が分からないと首を傾げる。

「何でもない」

そう。

何でもないから、お願い、私といつも兄妹をしていて。
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公開:18/05/30 10:39

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