飛行機の墓場にて
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砂漠を車で走っていた
バリバリバリ・・
何か変な音が聞こえる
上空に黒い煙を出しながら、今にも墜落しそうなセスナ機が見える
地面に吸い込まれるように墜落していく
最後に噴煙が上がらなかったところを見ると不時着したのかもしれない
そこは、飛行機の墓場と呼ばれる駐機場だ
錆びた飛行機が並んでいる
駐機場の申し訳程度のフェンスの間を通り抜け、さっきの機体を探す
あった
コックピットのあたりだけ残して翼がもげてしまってる
まるで羽をむしりとられたトンボのようだ
パイロットの姿が見えない
無事だろうか
赤ちゃんを背負った東洋人の女性がいる
何をしているか訪ねると
「急な入り用で買い物だよ」と
こんなところで何を買うのだろう?
そして、錆びた機体の間を歩く
朽ちかけた小型セスナ機があった
さっき墜落したものと似た機体だ
何かコックピットのガラスに貼ってある
「ご成約 五郎八航空様」
バリバリバリ・・
何か変な音が聞こえる
上空に黒い煙を出しながら、今にも墜落しそうなセスナ機が見える
地面に吸い込まれるように墜落していく
最後に噴煙が上がらなかったところを見ると不時着したのかもしれない
そこは、飛行機の墓場と呼ばれる駐機場だ
錆びた飛行機が並んでいる
駐機場の申し訳程度のフェンスの間を通り抜け、さっきの機体を探す
あった
コックピットのあたりだけ残して翼がもげてしまってる
まるで羽をむしりとられたトンボのようだ
パイロットの姿が見えない
無事だろうか
赤ちゃんを背負った東洋人の女性がいる
何をしているか訪ねると
「急な入り用で買い物だよ」と
こんなところで何を買うのだろう?
そして、錆びた機体の間を歩く
朽ちかけた小型セスナ機があった
さっき墜落したものと似た機体だ
何かコックピットのガラスに貼ってある
「ご成約 五郎八航空様」
その他
公開:18/05/25 20:39
ペンネーム
海山 道三
みやま どうさん
「文章千本ノック」の一環で超ショートショートを投稿させていただきます
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