嘘つき

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それは嘘だと聞いたって本音はいつも君の中から零れ出ていて、気づいてしまう僕の身を縛りつける。

嘘をつくのが下手で本音を仕舞うのも下手な君を、それでも愛してしまうのは僕の弱さゆえか。

今日もまた、嘘を紡ぐその口を塞ぐ、塞ぐ。

内側で泣く君に気づいても、僕は身を縛る痛みに喘ぐしかできない。
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公開:18/05/25 09:53

きざはし

140字小説を書いています。
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