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織姫さんの願いは、「彦星くんにもっと会いたい」。
見かねたアフロディテが「こんなに苦しんでいる織は可愛そう」の言葉から始まった私たちの企画『天の川を恋の川にしよう!』
早速ヴィーナスが手を挙げた。「私、ケンタウロスくんに連絡してみるよ。彼、こんな時に一肌脱ぐの好きだから」
じゃあじゃあとイシスが手を挙げる。「私、ヘラクレスくんに連絡するー。だって彼の厚い胸板は必ず力になるはずだもん」
織姫さんは「また自慢大会始まったか」と頭を抱えた。
「そうじゃなくて、自分たちでなんとかしてくれないの?」と訴える織姫さん。静まり返る。
「でもさ、あの川を泳いで渡ってきたらマジカッコいいよね」イシスが再び話し始めた。
「クロールなんかでさ。ねぇ織ちゃん?」
困惑顔の織姫さん。
「ビート板使う男はお断りだけどね」
見かねたアフロディテが「こんなに苦しんでいる織は可愛そう」の言葉から始まった私たちの企画『天の川を恋の川にしよう!』
早速ヴィーナスが手を挙げた。「私、ケンタウロスくんに連絡してみるよ。彼、こんな時に一肌脱ぐの好きだから」
じゃあじゃあとイシスが手を挙げる。「私、ヘラクレスくんに連絡するー。だって彼の厚い胸板は必ず力になるはずだもん」
織姫さんは「また自慢大会始まったか」と頭を抱えた。
「そうじゃなくて、自分たちでなんとかしてくれないの?」と訴える織姫さん。静まり返る。
「でもさ、あの川を泳いで渡ってきたらマジカッコいいよね」イシスが再び話し始めた。
「クロールなんかでさ。ねぇ織ちゃん?」
困惑顔の織姫さん。
「ビート板使う男はお断りだけどね」
ファンタジー
公開:18/05/23 21:59
いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。
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