連続小説 三つの願い

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ああ、やっぱりあなたは天に召されたのですね。私、心の底では少しだけ期待していました。もしかしてどこかで生きているのではないかって。確かにあなたは私を裏切り、別の女性に心変わりしたかもしれません。でも、もし、あなたが他に好きな人が出来たと正直に言って下されば私はあなたの恋の応援をしたでしょう。そんな野心に満ち溢れ、向上していくあなたを側で見守るのが好きでした。何故に私はあなたの命を奪ってしまったのでしょう。どうして彼の思いに気付いてあげられなかったのか。生きてさえいてくれれば、またどこかで会えたのに。私、あなたに初めてあった時の事を今でも覚えているわ。一生忘れられない。これはあなたを慕う私の愛。あなたは私にいろんな事を与えてくれました。例え、腹心に企みがあったとしても。私はそれを全て受け入れ、あなたに寛容になれたでしょう。私の望みは純粋にあなたの側にいられれば良かった。ええ、ただそれだけ。
公開:18/05/23 21:02

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