七夕
0
111
雨上がりの夜空を、真白な川が通う。
どうか今日くらいは七色の橋を架けてあげてと、祈る瞳で星々の瞬きを眺める。
織姫さまは彦星さまに逢えたかしら。
呟きに、あなたはわたしの手を取り、きっと逢えたさ、微笑む。
嗚呼、幸せだ。
幸せだから、いつか来てしまう其の時が恐ろしくて、星空に涙をこぼした。
どうか今日くらいは七色の橋を架けてあげてと、祈る瞳で星々の瞬きを眺める。
織姫さまは彦星さまに逢えたかしら。
呟きに、あなたはわたしの手を取り、きっと逢えたさ、微笑む。
嗚呼、幸せだ。
幸せだから、いつか来てしまう其の時が恐ろしくて、星空に涙をこぼした。
恋愛
公開:18/05/21 11:09
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます