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雨上がりの夜空を、真白な川が通う。

どうか今日くらいは七色の橋を架けてあげてと、祈る瞳で星々の瞬きを眺める。

織姫さまは彦星さまに逢えたかしら。

呟きに、あなたはわたしの手を取り、きっと逢えたさ、微笑む。

嗚呼、幸せだ。

幸せだから、いつか来てしまう其の時が恐ろしくて、星空に涙をこぼした。
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公開:18/05/21 11:09

きざはし

140字小説を書いています。
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