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地下鉄のホームで君を見た。

三年ぶりの君はあの頃よりずっと綺麗になっていて、しゃんとしていた。

人の波に遮られ、遠ざかっていく君は僕のことなど目にも入っていなくて、車両に乗り込む。

これがきっと、僕らの運命というやつなのだろう。

動き出した車窓から、目を見開いた君が見えたような気がした。
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公開:18/05/22 08:50

きざはし

140字小説を書いています。
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