一目惚れまで徒歩3分
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あの子を初めて見た時、私はすぐ恋に落ちた。
恥ずかしながら今年45歳になる私は恋をしている。
今までたくさんの出会いと別れを経験してきたが、一目惚れは初めてだ。
あの子が我が家にやってきて数ヶ月が経った。
どうやらあの子は新しいご主人のお気に入りらしく、毎日一緒に出かけている。
私も一緒に出かけてみたいと心から願っているが、ここから離れることは決してできない。
それが私の宿命だから。
あの子に私の気持ちを伝えたいのは山々だが、いつか別れがくることを今まで嫌というほど思い知らされてきた。
昔、私がほのかに恋心を抱いていた子は気持ちを伝える前に捨てられてしまった。
その時のご主人は物を大事にしない人だったから。
報われない恋だとは分かっている。
でも、今はあの子を見ていられるだけで十分に幸せだ。
ーあなたが知らないだけで、玄関のドアと靴が恋に落ちているかもしれない
恥ずかしながら今年45歳になる私は恋をしている。
今までたくさんの出会いと別れを経験してきたが、一目惚れは初めてだ。
あの子が我が家にやってきて数ヶ月が経った。
どうやらあの子は新しいご主人のお気に入りらしく、毎日一緒に出かけている。
私も一緒に出かけてみたいと心から願っているが、ここから離れることは決してできない。
それが私の宿命だから。
あの子に私の気持ちを伝えたいのは山々だが、いつか別れがくることを今まで嫌というほど思い知らされてきた。
昔、私がほのかに恋心を抱いていた子は気持ちを伝える前に捨てられてしまった。
その時のご主人は物を大事にしない人だったから。
報われない恋だとは分かっている。
でも、今はあの子を見ていられるだけで十分に幸せだ。
ーあなたが知らないだけで、玄関のドアと靴が恋に落ちているかもしれない
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公開:18/02/21 21:08
更新:18/02/21 21:10
更新:18/02/21 21:10
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