生ぬるい拷問

ある惑星に着陸した宇宙飛行士がスパイ容疑として拷問にかけられた。

その惑星では一番残酷な拷問で、耐えられ無かった者は過去に1人もいない。

宇宙飛行士は手足を縛られ、ついに拷問が始まった。

しかし宇宙飛行士には効かなかった。

普通のぬるま湯に放り込まれただけだからだ。

その惑星の生き物はぬるま湯が肌にかかると大火傷を負う、地球人とは真逆の体質であった。

かくして宇宙飛行士は見事拷問を耐えきり、スパイ容疑が晴れ無事地球に帰還することができたのだった。