渡せなかったCD
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「それ昨日手に入れたから、それはあなたが聞いて」
イベント限定で手に入るCDを片思い中の彼女に渡そうと、朝6時から並んで手に入れたのに・・・
イベントの運営の手伝いをしている彼女。
ゲット出来る時間が無いと思ったら、先を越されたようだ。
逆バレンタインのつもりで手に入れたため、言うべきことも吹っ飛んでしまった。
ありきたりな会話をしながら、終了時間が迫ってきたので
「またね」
そうお互い手を振って僕は、出口に向かって歩く。
彼女は、他の同世代の男性に楽しそうに話している。
見るつもりはなくても、つい見てしまう。
ズキズキする胸の痛みを感じながらも歩を進める。
これが10代なら、青春。
と思うけど、もう30代。
恋愛苦手なんです。
あーもう次こそは、連絡先交換しよう。
イベント限定で手に入るCDを片思い中の彼女に渡そうと、朝6時から並んで手に入れたのに・・・
イベントの運営の手伝いをしている彼女。
ゲット出来る時間が無いと思ったら、先を越されたようだ。
逆バレンタインのつもりで手に入れたため、言うべきことも吹っ飛んでしまった。
ありきたりな会話をしながら、終了時間が迫ってきたので
「またね」
そうお互い手を振って僕は、出口に向かって歩く。
彼女は、他の同世代の男性に楽しそうに話している。
見るつもりはなくても、つい見てしまう。
ズキズキする胸の痛みを感じながらも歩を進める。
これが10代なら、青春。
と思うけど、もう30代。
恋愛苦手なんです。
あーもう次こそは、連絡先交換しよう。
恋愛
公開:18/02/15 00:02
スレイヤーズの影響を多大に受け、ライトノベル作家を目指すが現実の厳しさにその夢を諦める。
ただ、お話を書くことが好きで、仕事をしつつ、不定期に投稿させてもらってます。
その内400字でバトルもの書きたいなと。
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