お弁当屋さんの幸せ
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私はオフィス街の一角にあるお弁当屋さんで働いている。昼休みになると注文しにくる社員さんがぞろぞろとやってきて、毎日大忙しである。以前は私もスーツを着て会社に通勤していたが、3か月前に転職したのだ。
「すいません、日替わりランチご飯少なめでお願いします」
財布を胸元で大切そうに抱える女性がやってきた。前髪を斜めに流し、茶髪のショートカット。よくOLが着用しているグレーの制服を着て、右目の目尻にほくろがある。
彼女は私の前の職場の総務部で働いている。チャーミングな彼女にどうしても声をかけたかったが、機会が一向に訪れなかった。ある日、私は彼女が毎日お弁当を購入していることに気が付いた。そして今に至る。
彼女のお弁当を包装する際に、愛していますと思い込める。手渡しするときに彼女はありがとうございますと微笑んで受け取る。そして私は帰っていく彼女のお尻を眺める。私は今の仕事に満足している。
「すいません、日替わりランチご飯少なめでお願いします」
財布を胸元で大切そうに抱える女性がやってきた。前髪を斜めに流し、茶髪のショートカット。よくOLが着用しているグレーの制服を着て、右目の目尻にほくろがある。
彼女は私の前の職場の総務部で働いている。チャーミングな彼女にどうしても声をかけたかったが、機会が一向に訪れなかった。ある日、私は彼女が毎日お弁当を購入していることに気が付いた。そして今に至る。
彼女のお弁当を包装する際に、愛していますと思い込める。手渡しするときに彼女はありがとうございますと微笑んで受け取る。そして私は帰っていく彼女のお尻を眺める。私は今の仕事に満足している。
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公開:18/02/10 13:21
だんごむしのだんごちゃん。まるくなって空を見つげる。
ツイッター @Fdng7
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