ひきこもり
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「朝ですよ。起きてる。もういい加減に部屋から出てきて頂戴」
最近、息子は自分の殻にこもっている。私に対しての態度も冷たい。私には、息子が思春期なのか、反抗期なのか、いじめなのか、原因が全く分からない。
でも、ここで投げやりになっては駄目だ。せめて私だけでも匙を投げないようにしようと決めている。私は部屋のドアをコンコンと二度ノックした。全く反応がない。次にドアを引いてみた。やはり鍵が掛かっている。
「俺は絶対にこの部屋から出ないからな。」
どうやら生きているようだ。本当にどう扱ったら良いか対応に困る。とりあえず、昨晩の食事がそのまま載った食器を一旦、片付け、新しい食事を部屋の前に置いた。
「ここに新しい食事を置いておくからね。お腹が空いたときに食べて」
私は息子の部屋を後にした。
バスルームを通ると仄かに明かりが付いていた。中を覗いて見ると昨日、湯船に沈めておいた主人がプカッと浮いていた。
最近、息子は自分の殻にこもっている。私に対しての態度も冷たい。私には、息子が思春期なのか、反抗期なのか、いじめなのか、原因が全く分からない。
でも、ここで投げやりになっては駄目だ。せめて私だけでも匙を投げないようにしようと決めている。私は部屋のドアをコンコンと二度ノックした。全く反応がない。次にドアを引いてみた。やはり鍵が掛かっている。
「俺は絶対にこの部屋から出ないからな。」
どうやら生きているようだ。本当にどう扱ったら良いか対応に困る。とりあえず、昨晩の食事がそのまま載った食器を一旦、片付け、新しい食事を部屋の前に置いた。
「ここに新しい食事を置いておくからね。お腹が空いたときに食べて」
私は息子の部屋を後にした。
バスルームを通ると仄かに明かりが付いていた。中を覗いて見ると昨日、湯船に沈めておいた主人がプカッと浮いていた。
公開:18/02/08 09:36
更新:18/02/08 09:44
更新:18/02/08 09:44
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