甘すぎる刃物
0
191
どうも!私、石井美琴っていいます!
さて本日の日付は二月十四日、そう!バレンタインデーです!
一ヶ月前から頑張って作ったチョコを格好良くて素敵な彼氏の!彼氏の駿君に渡しに行ってきまーす!お、居た居た!
「駿君!これ…頑張って作ったの!受け取って!」
私は赤い顔を誤魔化すように頭を下げながら言う。きっと駿君も照れちゃってるんだろうなあ…えへへ
「石井!?ご、ごめん気持ちだけ受け取っておくわ…」
あ、あれっ?ちょっと照れ隠しにしては酷くない?そこで、私は周りの視線に気づいてしまった。
「なにあれ…気持ち悪い…」
「またあいつかよ…駿大丈夫か?」
「あんな赤黒くて髪の毛が混じったチョコ渡すとか…どうかしてるわ石井」
皆何言ってんの…ねえ、これおかしいよね駿君…?駿君?
愛しの彼氏に視線を送ると、私の事を怯えた様に、怒るように睨んでいた。
そっか、おかしいのは私の方だったんだね…
さて本日の日付は二月十四日、そう!バレンタインデーです!
一ヶ月前から頑張って作ったチョコを格好良くて素敵な彼氏の!彼氏の駿君に渡しに行ってきまーす!お、居た居た!
「駿君!これ…頑張って作ったの!受け取って!」
私は赤い顔を誤魔化すように頭を下げながら言う。きっと駿君も照れちゃってるんだろうなあ…えへへ
「石井!?ご、ごめん気持ちだけ受け取っておくわ…」
あ、あれっ?ちょっと照れ隠しにしては酷くない?そこで、私は周りの視線に気づいてしまった。
「なにあれ…気持ち悪い…」
「またあいつかよ…駿大丈夫か?」
「あんな赤黒くて髪の毛が混じったチョコ渡すとか…どうかしてるわ石井」
皆何言ってんの…ねえ、これおかしいよね駿君…?駿君?
愛しの彼氏に視線を送ると、私の事を怯えた様に、怒るように睨んでいた。
そっか、おかしいのは私の方だったんだね…
ホラー
公開:18/01/29 15:07
更新:18/01/29 17:23
更新:18/01/29 17:23
月の音色リスナーやってます。
フォロー、作品へのコメント頂けると大変嬉しいです!
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます