どっち? 2
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にやりとピュピティストークは、笑います。ずっと前から、彼女はこの子を狙っていたのです。
「そんな、この子はわたしの命です。この子と離れては生きていけません」
妖精ピュピティストークの手下が二人現れました。おかみさんの両腕を取って、後の方に引きずって行きます。
「やめて私とあの子を引き離さないで」
おかみさんは、前よりもっと大きな声で泣きました。子供も母親の涙につられて泣き叫びました。
「あんたは悪魔よ。一生呪ってやるわ」
引きずられながら、おかみさんは叫びました。
妖精ピュピティストークは小さな子供を手足を見つめます。そこには小さな無数の火傷の痕がありました。治癒魔法でその小さな火傷の痕跡を消しながら、ピュピティストークは呟きました。
「はてさて、本当はどっちが悪魔なんだろう」
「そんな、この子はわたしの命です。この子と離れては生きていけません」
妖精ピュピティストークの手下が二人現れました。おかみさんの両腕を取って、後の方に引きずって行きます。
「やめて私とあの子を引き離さないで」
おかみさんは、前よりもっと大きな声で泣きました。子供も母親の涙につられて泣き叫びました。
「あんたは悪魔よ。一生呪ってやるわ」
引きずられながら、おかみさんは叫びました。
妖精ピュピティストークは小さな子供を手足を見つめます。そこには小さな無数の火傷の痕がありました。治癒魔法でその小さな火傷の痕跡を消しながら、ピュピティストークは呟きました。
「はてさて、本当はどっちが悪魔なんだろう」
ファンタジー
公開:18/01/16 20:44
1957/9/11生まれ
新規一転したくて
のそのそとやってます。
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