ななけんどなり
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自宅の右七軒隣に、ちっちゃなおばあちゃん住んでいた。おばあちゃんは、七時と十一時と四時に町内をパトロールするのが日課だった。
ある日おばあちゃんはいなくなった。近所の噂では、寝たきりになり入院しているとの話だった。
猫の姿を見るようになったのは、噂を聞いた翌日からだった。ちょっぴり太めの灰色猫だった。あれっと思ったのは、歩き方がおばあちゃんに似ていたからだ。気になって猫が見える時間を確かめてみると、七時十一時四時だった。
ある日、私は勇気を出して猫に声をかけた。
「おばあちゃん?」
「にゃあー」と、一声ないて、おばあちゃんは、にやりと笑った。
ある日おばあちゃんはいなくなった。近所の噂では、寝たきりになり入院しているとの話だった。
猫の姿を見るようになったのは、噂を聞いた翌日からだった。ちょっぴり太めの灰色猫だった。あれっと思ったのは、歩き方がおばあちゃんに似ていたからだ。気になって猫が見える時間を確かめてみると、七時十一時四時だった。
ある日、私は勇気を出して猫に声をかけた。
「おばあちゃん?」
「にゃあー」と、一声ないて、おばあちゃんは、にやりと笑った。
ファンタジー
公開:18/01/21 15:08
更新:18/01/22 04:13
更新:18/01/22 04:13
ちっちゃなおばあちゃん
灰色猫
1957/9/11生まれ
新規一転したくて
のそのそとやってます。
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