別れの目覚め2(続き)
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彼女に別れを告げられてから、俺の日常から色が消えた。何も楽しくない。何もしたくない。全てがどうでもいい。彼女にフラれたくらいで、大袈裟かもしれないけど……。
強い風が俺の髪をなびかせる。真下を見下ろすと、人が小さく見えた。
俺は一切ためらうことなく、飛び降りた。
心電図の音で目が覚めた。
どこも痛いところがないが、俺は助かったのか……?
何やら周りが騒がしい。俺の名を何度も呼ぶ声が聞こえる。
「優斗! 優斗!」
由美か……。あれ、なんで由美がここにいるんだ……?
「よかった。私のこと覚えてる? 私、由美だよ。わかる?」
彼女は涙まじりの声で俺に問いかける。
「ご、ごめん由美。俺、自殺なんてしてしまって……」
「え? 自殺?」
「あれ……なんか俺、由美に別れようって言われたんだ。それで、生きるのが嫌になって……夢か?」
少し間をおいて彼女は口を開いた。
強い風が俺の髪をなびかせる。真下を見下ろすと、人が小さく見えた。
俺は一切ためらうことなく、飛び降りた。
心電図の音で目が覚めた。
どこも痛いところがないが、俺は助かったのか……?
何やら周りが騒がしい。俺の名を何度も呼ぶ声が聞こえる。
「優斗! 優斗!」
由美か……。あれ、なんで由美がここにいるんだ……?
「よかった。私のこと覚えてる? 私、由美だよ。わかる?」
彼女は涙まじりの声で俺に問いかける。
「ご、ごめん由美。俺、自殺なんてしてしまって……」
「え? 自殺?」
「あれ……なんか俺、由美に別れようって言われたんだ。それで、生きるのが嫌になって……夢か?」
少し間をおいて彼女は口を開いた。
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公開:17/12/13 02:01
学生やってます。
やっぱり定期的に書かないと全然書かなくなりますね。
まあ気楽に書いていきます。
小説家志望です。よろしくお願いします。
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