小さなパン

僕！おジィちゃんのパンだ〜ぃ好き‼
『そぅかそぅか
　ありがとう　ありがとな〜』
あのさ
じぃ〜毎日5個もらいに来てもいい？
『いいぞ〜ありがとな…じぃ〜は
　まだまだ頑張るぞ〜‼』

僕のおじいちゃんは
小さな町のパン屋さんだ‼
だけど
こんなに美味しいのに
お客さんが少ない…
パパからも
「もう年だしそろそろ
　引退してゆっくりしたら」って
言われて…寂しそうに座ってた…
はい‼
そこで僕の出番
手書きの地図付チラシとパンを持って
町で配って歩く…

はじめは貰ってもらえなかった…
こんなに美味しいのに…
でも
何日も来てると貰ってくれる人がいて
評判になっていった(*^_^*)

クリスマスの時は
じぃ〜にカゴいっぱいにもらって
サンタの衣装で配った頃

じぃ〜の店は大繁盛
パパも
今ではじぃ〜にしごかれて
遠くの街から買いに来る様な
お店になった…

これからも手伝うからね
じぃ〜