ソーダと地球

今、私は小説を考えている
師匠から出されたテーマはソーダと地球。原稿用紙一枚分、四百文字である
う～ん、難しい。実に難しい。二つの共通点と言えば丸い球体である事ぐらいだろう
ソーダは、閃いた時のそうだと音が似ているから文章中に使えそうだ。けれど、地球はどうしても他の言葉に変換しにくい。う～ん、こう言うのはどうだろう。私達が住んでいる銀河系の地球は巨人が喫茶店で注文した炭酸飲料のグラスに浮かぶ気泡の一つだったと言うオチ
う～ん、多分、このネタは誰かが書くだろう。ソーダ、炭酸、発泡、水の泡、あぶく、飲料
ふむ、こう言うのはどうだろう。地球は親しい仲間達と共に温泉に来ていた。地球は温泉が大好きだった。特に炭酸温泉は全身を適度にマッサージしてくれるので気にいっていた。けれど調子に乗ってずっと熱いお湯に浸かっていたので気付けばお湯の中でのぼせていた。まさかそれが地球温暖化の原因だったなんてと言うオチ