気まぐれ屋さんのキミ
0
193
目が覚めるとキミは笑ってた。
どこに目があるのかわからないけど、爽やかな顔してた。
学校にいる間にキミは困り始めた。
どこに頬があるのかわからないけど、顔色が徐々に変わった。
学校を出るころキミは泣き出した。
いくつ目があるのか不思議になるほど、たくさん涙が落ちてきた。
家に着くとキミは泣きやんだ。
どこに耳があるのかわからないのに、小鳥に話しかけられてた。
時々キミはおこるんだよね。
どこに口があるのかわからないのに、大きな声で怒鳴ったりして。
夜ベッドに入ろうとしたら、キミは笑いながら先に眠ってた。
結局どんな顔してるのかわからないけど、顔中キラキラさせて幸せそうに。
夢の中で僕はキミにこう言ったんだ。
「キミが気まぐれでなかったら誰も困らないんだ」って。
そんなことも知らずにキミは眠り続け、そんな夢が終わる頃キミはまた目を覚ます。
キミは「空」。
気まぐれ屋さん。
どこに目があるのかわからないけど、爽やかな顔してた。
学校にいる間にキミは困り始めた。
どこに頬があるのかわからないけど、顔色が徐々に変わった。
学校を出るころキミは泣き出した。
いくつ目があるのか不思議になるほど、たくさん涙が落ちてきた。
家に着くとキミは泣きやんだ。
どこに耳があるのかわからないのに、小鳥に話しかけられてた。
時々キミはおこるんだよね。
どこに口があるのかわからないのに、大きな声で怒鳴ったりして。
夜ベッドに入ろうとしたら、キミは笑いながら先に眠ってた。
結局どんな顔してるのかわからないけど、顔中キラキラさせて幸せそうに。
夢の中で僕はキミにこう言ったんだ。
「キミが気まぐれでなかったら誰も困らないんだ」って。
そんなことも知らずにキミは眠り続け、そんな夢が終わる頃キミはまた目を覚ます。
キミは「空」。
気まぐれ屋さん。
その他
公開:18/03/20 19:04
小説とは...がそもそもわかってない私が、お誘いをうけてSSGに参加させていただくことに...。
拙い作品ですが、400字ほどのお時間をいただけるようでしたら、お読みいただき、ご意見・ご感想などをいただけますと幸いです。
[所属等]
◆全日本かくれんぼ協会 副会長
◆フリー(無料)DJ&MC
◆手話サークル代表
◆温泉ソムリエ
◆レターポット研究家
[趣味]
バンド(ドラム)、作詞作曲(ギター)、映画•美術鑑賞、手話、韓国語、英会話…etc.
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます