道
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雨が降っていた。。
えんじ色のレインコートのフードを目深にかぶり、自転車のペダルを急いで回す。
メールや電話じゃらちがあかない、直接会って話さないと!
なんで怒ってるのか、あたしの何がダメだったのか、このまんまバイバイはやだ!!
フードにあたる雨音がパチパチと耳に響くし、身体の中からはドコドコドコと太鼓の音がうるさい。時折目が曇って、ふいてもふいても又あふれてくる。
この道通るの最後かもしれないな…と弱気な言葉が頭をかすめた。
雨はやんでいた。。
耳元をくすぐる風が気持ちいい。
あら、さっきは挨拶しなくてゴメンね〜とクリーニング屋の看板ネコちゃんに手を振る。
自転車のペダルはウキウキと軽く、雨にぬれた木々は太陽の光を反射させてキラキラ輝いていた。
明日も自転車でこの道を走る。
えんじ色のレインコートのフードを目深にかぶり、自転車のペダルを急いで回す。
メールや電話じゃらちがあかない、直接会って話さないと!
なんで怒ってるのか、あたしの何がダメだったのか、このまんまバイバイはやだ!!
フードにあたる雨音がパチパチと耳に響くし、身体の中からはドコドコドコと太鼓の音がうるさい。時折目が曇って、ふいてもふいても又あふれてくる。
この道通るの最後かもしれないな…と弱気な言葉が頭をかすめた。
雨はやんでいた。。
耳元をくすぐる風が気持ちいい。
あら、さっきは挨拶しなくてゴメンね〜とクリーニング屋の看板ネコちゃんに手を振る。
自転車のペダルはウキウキと軽く、雨にぬれた木々は太陽の光を反射させてキラキラ輝いていた。
明日も自転車でこの道を走る。
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公開:18/03/18 21:03
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