移動するバス停
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この町には不思議なバス停がある。それは”移動するバス停”だ。
バス停が移動していることに気がついたのは近所に住んでいる大学生の女の子。
その子は今までバスを使っていなかったのだが、大学へと通うようになって通学のためにバスを使うようになった。
大学へ向かおうとバス停にきた彼女は昨日とバス停の位置がほんの少し違うことに気がつく。少しだけ彼女の家の方向に移動しているのだ。
彼女は最初は気にしていなかったのだが、日に日に少しずつではあるが移動しているバス停が気になり始めた。
「誰かのいたずらかも。」と試しにバス停を持ち上げてみたが、人が持ち上げるのは不可能な重さだった。彼女はこんなにも重いバス停がなぜ移動しているのか疑問だった。
そして、その日は寒かったのにバス停を持ち上げた時、ほんのりとバス停が熱を帯びていたことも疑問だった。
そんなバス停は今日も少しだけ彼女の家の方向に移動する。
バス停が移動していることに気がついたのは近所に住んでいる大学生の女の子。
その子は今までバスを使っていなかったのだが、大学へと通うようになって通学のためにバスを使うようになった。
大学へ向かおうとバス停にきた彼女は昨日とバス停の位置がほんの少し違うことに気がつく。少しだけ彼女の家の方向に移動しているのだ。
彼女は最初は気にしていなかったのだが、日に日に少しずつではあるが移動しているバス停が気になり始めた。
「誰かのいたずらかも。」と試しにバス停を持ち上げてみたが、人が持ち上げるのは不可能な重さだった。彼女はこんなにも重いバス停がなぜ移動しているのか疑問だった。
そして、その日は寒かったのにバス停を持ち上げた時、ほんのりとバス停が熱を帯びていたことも疑問だった。
そんなバス停は今日も少しだけ彼女の家の方向に移動する。
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公開:18/03/15 22:30
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