ときどき星の降る夜

数学の宿題だとか ダイエットのことだとか 君への思いだとか
両手いっぱいに抱えた悩みを 私はえーいと言って 全部ほうり投げてしまう
するとそれらは 頭上で輝く星になって 私のゆく道を照らすのだ

星はときどき落ちてくる 流れ星になって
それを見のがさない様に だから私は 上を向いて歩くよ
燃え尽きなかった流れ星は それは隕石というのかな
当たり前だけど とってもとっても あついみたい
おかげで私の右手 君にふれてる部分 やけどしちゃいそうなくらいだ

それからの星は ふたり分なのかな
星空はますますきれいで 私たちのゆく道を照らすのだ
だけど つないだ手をはなさないでよね
星の光だけでは凍えてしまいそうな夜もあるよ
そんな夜は 私たちきっと
互いあたためあって 越えていけるよ