透明人間は「人間」になりたい
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僕は透明人間なのだろうか。
現実の世界でもネットの世界でもまるで僕は透明人間。
確かに息をしていて、太陽を眩しいと感じて、食べ物を美味しいと感じる。
そう僕は人間なんだ。
けれど、誰とも話すこともなく誰の目を見ることもなく、そんな毎日を生きている僕は人間なのだろうか?
こんなことを悩み始めると、僕は世界でたった一人になってしまったような感覚に陥る。こんな毎日が嫌で、たくさんの人に嫌われている自分が嫌で、自分の人生が嫌で。
でも、僕は気がついてしまった。
たくさんの人に僕は嫌われているわけではなく、僕がたくさんの人を嫌っていたんだ。
誰とも話すことがなかったのは自分から話さなかったから。
誰の目も見ることがなかったのは自分から目を逸らしていたから。
僕は、自分から透明人間になっていたんだ。
透明人間は「人間」になった。
これから僕は「僕」を生きていく。
現実の世界でもネットの世界でもまるで僕は透明人間。
確かに息をしていて、太陽を眩しいと感じて、食べ物を美味しいと感じる。
そう僕は人間なんだ。
けれど、誰とも話すこともなく誰の目を見ることもなく、そんな毎日を生きている僕は人間なのだろうか?
こんなことを悩み始めると、僕は世界でたった一人になってしまったような感覚に陥る。こんな毎日が嫌で、たくさんの人に嫌われている自分が嫌で、自分の人生が嫌で。
でも、僕は気がついてしまった。
たくさんの人に僕は嫌われているわけではなく、僕がたくさんの人を嫌っていたんだ。
誰とも話すことがなかったのは自分から話さなかったから。
誰の目も見ることがなかったのは自分から目を逸らしていたから。
僕は、自分から透明人間になっていたんだ。
透明人間は「人間」になった。
これから僕は「僕」を生きていく。
その他
公開:18/03/02 20:03
自己肯定
自己嫌悪
詩
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