花算用

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ある日、二人の男は、森の奥で花畑を見つけました。
「こいつは素晴らしい」
「ああ、なんてキレイな花だ」
二人がその花を何本か持ち帰ったところ、とても高値で売れました。
これはいい商売になる。二人は花を採ってきては売り捌き、大儲けしました。
「どうせなら、もっとキレイな花に改良してやろう」
一人の男が言いました。
「やめておけ。余計なことはしないほがいい」
もう一人が止めましたが、男はこっそり品種改良を続け、やがて出来上がった種を植えました。
これでもっと大儲けできる。二人は花が咲くのを待ちました。
ところが、しばらくして花畑を見た二人は、目を丸くしました。
「一体これはなんだ?」
そこにあったのは、とても花とは呼べないような、何だかよくわからない奇妙な物体だったのです。
がくりと肩を落とす男に、もう一人の男が言いました。

「ほら見ろ。ハナに余計なテを加えるから、ハテナになっちまった」
その他
公開:18/02/28 18:28

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