アクマのおやつ
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アクマくんの今日の3時のおやつは、両思いの甘い甘い恋。事務仕事で疲れた頭にはぴったりだ。
「ああ、美味しかった。ごちそうさま。」
しかし残念なことに、アクマくんに恋を食べられてしまうと、その仲は元には戻らない。
泡沫の恋や、ひと夏の情熱だとかは、もしかしたらアクマくんの仕業かもしれない。
それから、アクマくんは非常にグルメで、すっぱいもの、苦いもの、気分に合わせていただいているようだ。最近ハマっているのは発酵したもの、なんだって。想像できる?
「いてててて。」
それでも稀に、アクマくんは食あたりになることもある。
今回は、恋じゃないものを食べてしまった。紛らわしいから、当の本人だって、そりゃあ騙されるわけだ。
「…ちくしょう、結婚詐欺だって?悪魔みたいな男だ。」
痛い目に遭わないよう、目も舌も、肥やすのが大事みたい。お互いにね。
「ああ、美味しかった。ごちそうさま。」
しかし残念なことに、アクマくんに恋を食べられてしまうと、その仲は元には戻らない。
泡沫の恋や、ひと夏の情熱だとかは、もしかしたらアクマくんの仕業かもしれない。
それから、アクマくんは非常にグルメで、すっぱいもの、苦いもの、気分に合わせていただいているようだ。最近ハマっているのは発酵したもの、なんだって。想像できる?
「いてててて。」
それでも稀に、アクマくんは食あたりになることもある。
今回は、恋じゃないものを食べてしまった。紛らわしいから、当の本人だって、そりゃあ騙されるわけだ。
「…ちくしょう、結婚詐欺だって?悪魔みたいな男だ。」
痛い目に遭わないよう、目も舌も、肥やすのが大事みたい。お互いにね。
ファンタジー
公開:18/02/25 23:59
結婚し、幸せになりを潜めて3年。
再び書きたくて登場。
多分そのうちまた消える。
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