大豆電球

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大豆(だいず)電球を吊るしておくと、光が豆の大きさのしずくになってポタポタ下に落ちていく。
落ちた光は光は溶けてなくなり、吊るした大豆電球もだんだん小さくなって消える。
ごくまれに芽が出て大豆の苗に似た成長を遂げ、鞘から取れる大豆がまた大豆電球になるので、手軽に幻想的なインテリアが楽しめるということで世間の流行となった。

私も大豆電球を楽しんでいたのだが、ある日部屋に帰って驚いた。
部屋の中にびっしり緑が生い茂っていたのだ…。

業者を呼んで処理してもらう時に聞いた話によれば、
落ちた光が床で混ざり合い、芽が出やすい大豆に遺伝子組み換えされてしまったとのことだ。
その他
公開:18/02/24 10:17

きゅい

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普段は漫画をかいたりしています。
ツイッター@kyuimuni

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