モテない猫のある一日

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年に一度、猫が恋に恋する季節がやってきた。そして恋煩いに鳴いているのは、街の牝猫が口を揃えて、不細工だと非難するチビ君だ。
ある日、チビは失恋の連続に泣き疲れて、意識を朦朧とさせていた。するとチビの足が突如、宙に浮く。
「ママ!この子、すごく可愛い猫ちゃんだね!」
チビは両手で脇下を持たれていた。
「僕に馴れ馴れしく触る、この小娘は誰だニャ。僕は今、機嫌が悪いんだニャ。それに僕は人間が大嫌いだから、さっさと僕を離すニャ!」
チビは女の子を睨みました。そして唸り声も出したのですが、なんとそれにも関わらず、女の子は大喜び!
「ママ!この子の顔、すごく可愛いよね!私、この子を飼いたい!絶対、家に持って帰る!」
雫はとうとう母親を説得させて、チビを両手で抱いたまま、自宅に向かって歩いて行った。
「さっさと離すニャー!」
さて明日からは、チビにどのような生活が待っているのやら。
ファンタジー
公開:18/02/24 21:00

hiraginosyuha

小説家を目指して、日々、公募に出すための小説を書いています。温かい目で見守って頂ければ幸いです。
twitterをしているので、よければ目を通して下さい。@hiraginosyuha
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