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私にはゴーストライターがいる。
私は作品を書くためのアイデアをスマホのメモ機能に記録していた。
しかしある日から妙なことが起こり始めた。
自分の覚えのないメモが時々増えるようになったのだ。
何らかの不備が起こり他の人が書いたデータが共有されていたのだろうが、しかしながらそのメモは怪物的にいい作品の素材となった。
そうして私はそのメモを頼りに作品を作るようになった。
私の作品はだんだん売れ始め沢山のお金が入るようになったが私はいつか"ゴーストライター"にアイデアを流用していることがバレるのではないかと不安になりながら生きることになった。
しかしそのことでお金に無頓着な私に人生をこえた夢を持たせることになった。
私は「タイムマシンを完成させた人に遺産を全て贈与する基金」を作った。
「但し、そのタイムマシンで私の作品のアイデアをゴーストライターよりも先に過去の私に渡すこと」
を条件に。
私は作品を書くためのアイデアをスマホのメモ機能に記録していた。
しかしある日から妙なことが起こり始めた。
自分の覚えのないメモが時々増えるようになったのだ。
何らかの不備が起こり他の人が書いたデータが共有されていたのだろうが、しかしながらそのメモは怪物的にいい作品の素材となった。
そうして私はそのメモを頼りに作品を作るようになった。
私の作品はだんだん売れ始め沢山のお金が入るようになったが私はいつか"ゴーストライター"にアイデアを流用していることがバレるのではないかと不安になりながら生きることになった。
しかしそのことでお金に無頓着な私に人生をこえた夢を持たせることになった。
私は「タイムマシンを完成させた人に遺産を全て贈与する基金」を作った。
「但し、そのタイムマシンで私の作品のアイデアをゴーストライターよりも先に過去の私に渡すこと」
を条件に。
SF
公開:18/02/22 16:25
更新:18/02/22 16:50
更新:18/02/22 16:50
愛媛の劇団コバヤシライタという劇団で座付作家やってます。
よく言われるんですけど座長でも代表でもないです。
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