ハッピーこたつ鍋beer
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貴方に会ったその日から恋の虜になりました、とは行かなかったものの、私は十二分に恋をしている。裕斗のことはじわじわと好きになった。ウォッカのショットで頭が焼ける恋ではなく、仕事終わりのビールのようなじわっと幸せな感じである。
裕斗の家のこたつで鍋をつつく十二月の終わりは、いい湯気に満ちている。二人でスーパーへ行って、辛みそ鍋がいいななんて言って、クラフトビールなんて買ってみて、こういう時間続くといいなあなんて思う。いい感じに満ちている。わあ、恋、だ。
こたつの上では辛みそ鍋が煮えている。缶のクラフトビールを開けて、乾杯をしてへへへと笑う。冷えたビールがしゅわしゅわと喉を滑っていく。遠慮なくグビグビ行く。
「幸せそうだ」
「へへ、ビールが美味いもので」
私はちょっとゆらゆら揺れる。裕斗が辛みそ鍋をよそってくれる。鍋の湯気とビールとグビグビ、幸せの象徴である。私が決めた。へへへ、わはは。
裕斗の家のこたつで鍋をつつく十二月の終わりは、いい湯気に満ちている。二人でスーパーへ行って、辛みそ鍋がいいななんて言って、クラフトビールなんて買ってみて、こういう時間続くといいなあなんて思う。いい感じに満ちている。わあ、恋、だ。
こたつの上では辛みそ鍋が煮えている。缶のクラフトビールを開けて、乾杯をしてへへへと笑う。冷えたビールがしゅわしゅわと喉を滑っていく。遠慮なくグビグビ行く。
「幸せそうだ」
「へへ、ビールが美味いもので」
私はちょっとゆらゆら揺れる。裕斗が辛みそ鍋をよそってくれる。鍋の湯気とビールとグビグビ、幸せの象徴である。私が決めた。へへへ、わはは。
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公開:25/11/09 07:35
小説をいろいろと書く予定で生きています
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たま