出発の音色

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俺は昔から迷った時はドキドキする方を選んでいる。俺は馬鹿だから、損得勘定が苦手なんだ。
楽な道なんてつまんない。挑むなら困難な方が面白い。
失敗した時でさえ、いい経験になるのは困難な道だ。楽な道を選んで失敗してしまえばカッコ悪いだろう?
だから俺は進んで危険な道を歩んでいく。
胸の高鳴りは出発の合図。思い立ったが吉日。すぐに行動を開始する。
そんな俺の手を掴む彼女。
「そっちの道は絶対にダメ。危なすぎる」
彼女は俺のストッパーだ。彼女が止めてくれるからこそ、俺はいつだって困難な道を選ぶ事が出来る。
何より、彼女と手を繋ぐとドキドキするんだ。俺の中の一番のドキドキ。だから彼女の言う事に間違いはない。
彼女との結婚を考えるとそんなドキドキも最高潮。俺の心臓が口から飛び出るんじゃないかと思う。
「その時はキスで塞いであげるよ」
その一言にドキッとさせられる。いつまで経ってもドキドキが止まらない。
公開:24/05/04 20:53

幸運な野良猫

yahoo!サーバーに問題が発生したらしく2022年9月1日より2週間入れなかったので新規にアカウント取得。
半年以上毎日Yahoo!IDでログインを試みるも、現在進行形でログインできない状態です。#EY003って何だ?
運営に報告するも、ずっと無視されております。自動応答メールだけが返ってくる…1年経過で、もう諦めた…

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