いにしえの呪文

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昼休み、ふと自分のサイトをチェックしたところ、ある作品のPVが500、総合PVが31818とやたら切りが良かった。

それを見て思わず。


「キリ番……。」


と呟いた。


いにしえの呪文である。


今や知る人も少ない、いにしえワード……。

効力は今でも私の中では健在のようで、


「何かしなければ……」


と妙に落ち着きがなくなった。



懐かしい……。
あの頃はまだ瑞々しい学生だった……。


そんな昔の事なのに、ふと、それに囚われる。

呪文というのは「呪」と付くだけあり、時が経っても心をざわつかせる。


今ある言葉たちも、いずれ「いにしえの呪文」になる。

そして今日の私のように、その「呪」を思い出し、それに囚われつつも懐かしむ人が出てくるのだろう。



何を言ってるか解らない?


それはすみません。

たぶん私は、現代における「いにしえの民」なのだろう。
公開:24/04/19 12:49

ぽんず

ぽんずとかねぎとか薬味と調味料。
(整理したSSはNovelDaysにあります)
http://lit.link/misonegi

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