Ⅲ.七章 欠片ガ集ウ 1/3

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 茫然とする弐っちゃんと看守たち。
 そこに所長が入って来る。
「何があった?」
 倒れたハックの姿で察する。
「解放したその日にとはな。最速記録更新だ」
 看守に命令を出そうとした時、さんきゅうが戻って来る。
「所長?なぜここに…ハック!弐っちゃんも、一体何が?」
「騒ぐな。こいつがこんな目にあうような事をしたのは明らかだ。連れてけ」
 さすがにすぐに動こうとしないバジルとペッパー。さんきゅうも止めようとする。
「待ってください所長。またハックを閉じ込める気ですか!?」
「それが規則だ」
「そんな事繰り返して、もしもの事があったらどうするんだ!」
「もしもか。是非あってほしいな。我々にとってメリットしか思い浮かばん」
 それを聞いて所長の胸倉を掴むさんきゅう。
「何だこの手は?」
「お前。それでも人間かよ!?」
「…人間でないのは、貴様らだ!」
 凄まじい力でさんきゅうを叩きのめす所長。
SF
公開:21/07/29 22:09
SF 連載 戦争 差別

Arujino( 東京都練馬区 )

まずは、こんにちは。

練馬区で活動中の趣味の絵描きです。

小説・脚本なども執筆してます。

【番号なし】 用語・設定解説

【Ⅰ】 連載作品『WonDer BroS』

【Ⅱ】 短編連作『Story Of Dri(P)Party』

【Ⅲ】 連載作品『根源悪の牧場』

【001~】 短篇集『short TaleS』
 

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