アイルビーバッグ

8
6

忘れん棒仲間のサラが最近、忘れん棒を卒業した。悔しい。
私はサラにどうやって忘れん棒を治したのか聞いてみた。
するとサラが見せてくれたのは女性が持つにはかなりごつい、革張りのメカメカしい鞄だった。
「これはアイルビーバッグっていう持ち主のところに絶対に戻って来てくれる最新の鞄なの」
そんなバカな…私の言葉にサラは「見てて」と言って鞄を置いて出て行った。
すると鞄からタイヤが出てきた。鞄はサラを追いかけて出て行ってしまった。
ちょっと待って!私も鞄を追った。
『I'll be back』
サラに追いついた鞄がしゃべった!凄い!
「これだけじゃないのよ。防犯機能もついているから、盗まれても戻って来るし、犯人をボコボコにしてくれるの」
凄すぎるわ!
「でも、一つ問題があるの…この鞄、頑丈過ぎて処分方法が難しいの」
そうなんだ…その処分方法って?
「この鞄、処分するには溶鉱炉に落とすしかないの」
SF
公開:19/11/16 19:19

どんぐり三等兵

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容