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私はマコトが嫌いだ。
子どもの頃、
「マコトなんてだいきらい!」
と、つい勢いで言ってしまった。もちろんそんなの嘘だ。
そしてそれは、真実になってしまった。
庭の魔女ーーロサ・リアンナがこの世界に魔法をかけたから。
『嘘が真実になる魔法』を。
だけど私は、嫌いになったはずのマコトから離れることができなかった。
視界に入れば自然と目で追うし、目が合えば嬉しくもなる。でも嫌いな気持ちは変わらない。
じゃあ好きってなんだろう。
好きなら一緒に居たくないし、目で追ったり嬉しくなったりしないの? 逆じゃない?
魔法というルールには絶対逆らえないはずなのに。
私は我慢できずにマコトに全てを話した。
「お前が嫌いでも、俺がルールを越えるくらいお前のことを好きだからじゃない?」
私はマコトが本当に……嫌いだ。
子どもの頃、
「マコトなんてだいきらい!」
と、つい勢いで言ってしまった。もちろんそんなの嘘だ。
そしてそれは、真実になってしまった。
庭の魔女ーーロサ・リアンナがこの世界に魔法をかけたから。
『嘘が真実になる魔法』を。
だけど私は、嫌いになったはずのマコトから離れることができなかった。
視界に入れば自然と目で追うし、目が合えば嬉しくもなる。でも嫌いな気持ちは変わらない。
じゃあ好きってなんだろう。
好きなら一緒に居たくないし、目で追ったり嬉しくなったりしないの? 逆じゃない?
魔法というルールには絶対逆らえないはずなのに。
私は我慢できずにマコトに全てを話した。
「お前が嫌いでも、俺がルールを越えるくらいお前のことを好きだからじゃない?」
私はマコトが本当に……嫌いだ。
ファンタジー
公開:26/02/10 12:12
のんびり屋さんです。優しいお話が好きです。残酷なお話が嫌いです。読んでくださる方が、一瞬でも癒されたらいいなと思いながら書いています。癒し系小説家になりたい。たまにタイトル用のイラストも描きます。本当にたまにです。
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猫目ちゅん