君のせいだ。

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君に仕返しがしたい。
黙っておこうかと思ったけれど、君がそんな風に考え、発言したことに一言言わずにいはられない。

仕返しというと大げさだろうか。たとえば、君が正しいと言ったことに、君が信じる行動に、心で何かがチカっと反応してしまう。

君がうれしそうにしている。眩しくて直視できないくらい。新しく買ったピンクのワンピースが大好きなことがわかる。靴下を右左バラバラに履くことにハマっている。
わかっている、それらすべてはわたしを意識したものではない。ただ、君は君を生きている。でもそれだけで、わたしのすべては刺激される。

何とかしてやりたい。カッとなる、否定したくなる、もっとこうだと対抗したくなる。わたしならと見せられるものを、探したくなる、見つけたくなる、触れたくなる、手に入れたくなる。

そうしてまた今日も生きた。

君が君でいるだけで、わたしはいつまでも生きてしまうじゃないか。
その他
公開:26/04/29 10:11

Yukie Fujishiro( オーストラリア )

散歩ができた時と、おいしいごはんが食べられた日は更新しようと思います。

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