くま(第一回『プロローグ・その1』)
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高校時代の仲間との一泊旅行に急な欠員が出て、穴埋めで娘も一緒に連れて来てと、むしろせがまれた。というのも、旦那も同級生だったりするからで、肴にもってこいというわけらしい。ちなみに旦那は不参加、せっせと食い扶持を稼いでいる。
旅館に着いたのは、私たちが最後で、三人の友人が迎えてくれる。
幹事の瀬戸内渉君、千葉暁君、そして、あきちゃんこと安芸詩織。
来られなかった杉浦隼人君と宿六を含めて、かつての部活の仲間だ。
懐かしい顔ぶれのはずだけれど、気のいい彼らは、小さな子供を放っておくことができないようで、さっそく娘は皆にかまわれている。
「こんにちは、さくらちゃん、お母さんの友達で、あきちゃんっていうの、仲良くしてくれる?」
こくん、とうなずく娘に、おじさん達とも仲良くしてとアピールしている。いちいちうなずく娘を見て三人とも嬉しそう。とりあえず、スペシャルゲストの面目は躍如の様である。
旅館に着いたのは、私たちが最後で、三人の友人が迎えてくれる。
幹事の瀬戸内渉君、千葉暁君、そして、あきちゃんこと安芸詩織。
来られなかった杉浦隼人君と宿六を含めて、かつての部活の仲間だ。
懐かしい顔ぶれのはずだけれど、気のいい彼らは、小さな子供を放っておくことができないようで、さっそく娘は皆にかまわれている。
「こんにちは、さくらちゃん、お母さんの友達で、あきちゃんっていうの、仲良くしてくれる?」
こくん、とうなずく娘に、おじさん達とも仲良くしてとアピールしている。いちいちうなずく娘を見て三人とも嬉しそう。とりあえず、スペシャルゲストの面目は躍如の様である。
ミステリー・推理
公開:19/08/28 08:07
更新:19/08/28 08:19
更新:19/08/28 08:19
事件発生まで、あと1235文字
・・・すみません
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